心が優しすぎる相続人(配偶者、子など)が気掛かりな場合
ご自分で書いた遺言書では、遺言を無視して色々要求をしてくる親族から家族を守り抜くことはできないかもしれません。遺言書の内容がどのようなものになっているのかが重要になってきます。「遺言執行者は本当にその人でいいの?」「その書き方では他の ...
ご自分の財産を条件付きで残したい場合(負担付遺贈)
「遺言書を作成しておきたいけど、心配事(気掛かりな事)もあるから財産をあげる条件として○○をお願いしたい…。」
こんな時には、「負担付遺贈」を活用する事ができます。
負担付遺贈の例
1.ペットの世話をす ...
相続人が大勢いる場合
きちんとした遺言書を作成していない場合、相続人全員の協力が必要な場合もあります。全員が協力してくれて揉めなかったとしても、相続人が遠隔地に住んでいたり、相続人の中に未成年者や認知症の方がいたりすると、手続がとても大変です。相続人が大勢 ...
相続人以外の人に財産を残したい場合
お世話になった同居の長男のお嫁さんや、お世話になった友人に財産を渡したい人がいる、法定相続人ではないお孫さんや兄弟姉妹に財産を渡したい場合には、きちんとした遺言書を作成しておく事により実現できることになります。
例えば、私 ...
相続手続のとき判子を押してくれるか不安な相続人がいる場合(相続人同士が不仲)
もしも、相続人(配偶者・子供・親・兄弟姉妹等)の中に、ご自分が亡くなった後、その相続手続の中で遺産分割協議に協力してくれなかったり、連絡しても相手にされない相続人がいる場合には、必ずきちんとした遺言書を作成しておくことをおすすめします ...
主な財産が不動産の場合
主な財産が不動産の場合は、誰が、どの不動産を相続するかについて争いが起こる可能性が高くなります。
自宅しか所有していない場合でも売却しないと相続人間で平等な分配をすることが難しいケースも少なくありません。
特に ...
すでに亡くなっている子供のお嫁さんのお世話になっており、お嫁さんに財産を残したい場合
すでに亡くなっている子供(長男等)のお嫁さん(配偶者)は、相続人に含まれません。
すでに亡くなっている子供(長男等)との間に子供がいなければ、直系尊属または兄弟姉妹に相続財産は相続されますが、お嫁さん(配偶者)は相続人では ...
内縁の妻や夫に財産を残したい場合
色々な事情で婚姻届を出さずに、実質は婚姻関係にある方もいらっしゃいます。長年、一緒に生活しているなど事実上の婚姻関係があっても婚姻届を提出していない以上、内縁の妻(夫)は遺産を相続することができません。長年連れ添った相手に財産を残した ...
事実上離婚している状態にある別居中の配偶者がいる場合
民法では、法律上の婚姻関係が継続しているかぎり、亡くなった方の配偶者の相続において生きている配偶者は当然に相続人として扱われます。
そのため、夫婦が別居中であっても離婚係争中であっても生きている配偶者の相続権が否定されませ ...
先妻との間に子供がいて、現在後妻がいる場合
離婚した先妻との間に子供がいる場合、こちらに親権がなくかつ10年以上も音信不通であったとしても、その子供は相続人の一人になります。
ご自分が再婚なされて、現在の配偶者と(再婚者との間に子供がいる場合はその子供も含みます)離 ...